きょう

サンクスギビングのきょうのレビュー・感想・評価

サンクスギビング(2023年製作の映画)
2.5
冒頭の感謝祭でのスーパーマーケット暴動事件から「あぁ〜愚か愚か!!」とニヤニヤが止まらない、古き良き雰囲気を演出したスラッシャー映画。

殺人鬼による犯行もさくさく人体が破壊されていくので小気味いい。
食卓に出される例の "七面鳥" も周囲とのやりとり含めて地獄すぎて好きだった。

ただ、ゴア描写が落ち着く終盤になると何となく消化試合感が…。
シリアルキラー物の性か、正体や弱めの動機が提示されるとこれまでの不気味さが消え、一気にチープな人物に思えてしまった。

また、自身の解釈が追いつかなかったのだが、途中時系列が飛んだような違和感を覚えたり、犯人のアリバイに懐疑的になったりして、辻褄合わせに頭のリソースが割かれてしまったのも気持ちが盛り下がっていってしまった要因か。南無三。
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