雷電

サンクスギビングの雷電のレビュー・感想・評価

サンクスギビング(2023年製作の映画)
3.8
「グラインドハウス」の作品中に架空の映画作品として本作の予告が挿入されており、それを本当に制作したという本作の経緯。
いうなれば「マチェーテ」と同じようなノリなのでこれは見ないわけにはいかない。

作品中を通してずっとスケープゴートの演出が上手な印象。最後の最後で真犯人がわかるようなどんでん返し系ホラーのセオリーを綺麗に脚本している。
展開もリズムが良いため、万人が見ていて楽しいホラーであると言える。
友達と犯人は誰だと考えながら見るくらいがちょうど良い。
「スクリーム」みたいなシンプルに不気味なお面というキラーアイコンもアメリカらしくて良かった。

アメリカのブラックフライデーとか、これくらいの大騒動になっているのかな、と考えると自国との文化圏の違いを感じざる負えない。
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