何というか、3.1って感じです。
そんなに駄作ではないと思う。
けど、怖くもないし、人間ドラマもない。
犬型のエイリアンはリプリーを殺さない。
もう一体のエイリアンも何だろう、CGだからか(犬型もだけど)生々しさがないというか。ゾクゾクしなかった。
カメラワークは工夫してるのはわかるけど、緊張感を掻き立てる要素にはなっていない。
味方の医者と親密になるのも今までのリプリーから連想しにくいし、親密になった上で助け合う、この2人が協力して生き残るっていう構成なのかと思いきやあっさり死んじゃう。
リプリーもそこまで悲しんでない。
犬の走る音は目立ったけど、エイリアンの泣き声とかは前回より少ない、また、タメとか間みたいなものも少ない。
怖いもの見たさのお客さんはガッカリなんじゃないかな。
一緒に戦う仲間の絆みたいなドラマを見たい人もイマイチだと思うし、守るものがあるみたいな、勇敢なものを見たい人の期待にも答えられてないと思う。
リプリーはスキンヘッドでもめちゃくちゃ綺麗で、それがよかった。
あと、監督が変わってもターミネーターみたいに主役が変わらないから見やすい。理解しやすい。
シリーズものって難しいんだね。
