平田一

エイリアン3の平田一のネタバレレビュー・内容・結末

エイリアン3(1992年製作の映画)
3.5

このレビューはネタバレを含みます

モースが良い味出してるね。

口やかましいけれど、ここぞの時にはリプリーを助けてくれる気概があって、しかもドッグエイリアンの撃破に貢献してくれた(熱疲労の仕方など)。だからリプリー最期の頼みを叶えてあげれる優しさあるし、ラストシーンのザマァ見ろな笑顔は救われましたね。

アーロンも人間臭くて故に間違えちゃうんだけれど、最後にリプリー(とモース)助けようとビショップ(ウェイランド?)を殴打する。こういうしっかりと間違いを自覚できて動けるキャラは非常に好きな描写ですし、やはり憎めないですね。

ただ非常に残念ながら映画自体は勿体ない。何せ『2』のヒックス、ニュート、ビショップ含めた計三人をあんな雑に退場させるの、やっぱ許しがたしだよ。

でもそういう処遇に対する贖罪にも感じられて、だからか映画に対する気持ちは勿体ないの一言です。

しっかしまさか見ている最中あんな事件が起こるとは…丁度これを見ていたことに奇妙な気持ちにさせられます。
平田一

平田一