やむちゃ

エイリアン3のやむちゃのレビュー・感想・評価

エイリアン3(1992年製作の映画)
2.9
備忘録
1992.8に鑑賞。

エイリアンシリーズの3作目。
シガニー・ウィーバー主演、監督はデヴィッド・フィンチャー(今作が初監督)。
凄かった「2」を観た期待からワクワクして劇場に足を運んだが、かなりガッカリした作品。
デヴィッド・フィンチャーが有名になった今となっては、今作を評価する向きもあるようだが、当時はガッカリ以外の何物でもなかった。
(デヴィッド・フィンチャーだから、なんかみんな「褒めないといけない」フィルターがかかっていない?)

「2」のラストでリプリーらを載せて脱出した宇宙船が、なぞの事故を起こし、囚人が流刑されている星に漂着。宇宙船に付いてきたエイリアン(事故もこいつが原因)と戦うお話。

「1」のように怖くもなく、「2」のようにアクションに振り切れてもおらず、暗くて静かで退屈だった。
前作で大活躍だったヒックス伍長と可愛らしいミュートがオープニングで既に死んでいた設定で、序盤から落胆した覚えがある(ミュートは演じた子が引退していたので仕方ないが…)。

囚人が丸坊主(本当の理由はシラミ対策)で、着ている服装なども相まって、宗教団体っぽい描かれ方をしているのは面白かった。
また今作以降、頭や身体にバーコードのタトゥーを入れているキャラのいる作品が多くできたので、その辺りの影響も大きかったのかなとは思う。
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