ぴがし

エイリアン3のぴがしのネタバレレビュー・内容・結末

エイリアン3(1992年製作の映画)
3.5

このレビューはネタバレを含みます

小学生の頃テレビで見て以来30年ぶりくらいかな?
最近2を見てすぐに視聴。だって、なんとか3人生き残って終わったんだから。気になるじゃん。いい感じになったイケメンと、たまたま生き残っていた我が子のように接した女の子と3人で生き残ってハイパースリープして終わったら続き気になるやん?
昔見た時はストーリーの繋がりなんてどうでもよくて、ただエイリアンのビジュアルに惹かれて見てたけど、大人になってこうして見返してみると…。なんかなぁ。
前作で必死に守り抜いた愛する人2人が初っ端から墜落事故で死亡。リプリーのキャラが激変。(特に不可解なのはいきなり医者を誘惑して肉体関係に。このエピソードは進行上必要だったのか?)
「男ばっかりの監獄だから、女のあんたのためにも、勝手にうろつくなよ!2週間ほどで救援が来るから!」って言われてるのに全然ウロウロ。
リプリーの性格がヤバ目のおばさんだと思ってた記憶はこの3の印象だったのね。1と2では気弱で優しい印象だったから変だなと思ってたけど。まあ、ショックで色々と狂ったのだとしたらそれはギリ許容範囲内だけど。
始終ただ1匹のエイリアンに丸腰で追い回されるってのは前作に比べるとしょぼすぎるけど、設定上は仕方ない。ただ、エイリアンの攻撃力にムラがありすぎるて実際のところどれくらいの筋力なのかよくわからん。クレジットにも原案者の画家H.R.ギーガーの名前が出てきているけど、実際ギーガーの脳内でエイリアンの身体能力や動きなどはどのような設定なのかは今でも気になる。エイリアンというクリーチャーのデザインの良さ故に続編が作られたのは明白だけど、ストーリーや詳細設定についてはもう少し統一感が欲しいところかなぁ。90年代の映画の続編なんて撮ってつけたような物が多かったからその視点で考えればエイリアン3は全然良い方だったとは思うけど、2が良過ぎたので仕方ない。
デイビット・フィンチャーは本作が監督デビューらしいが、当時はかなりの酷評だったというのは仕方ない。けどこのはずれくじは誰かが引かなきゃならなかったんだからデイビット・フィンチャーは悪くない。
以上、H.R.ギーガーオタクの視点でした。
「エイリアンは好きやけど、原作についてはよく知らない」という人は、ぜひH.R.GIGERで画像検索して見てください!

さて。つぎは4を見るか。3のこの終わり方で続き作って大丈夫なのか?
ぴがし

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