確か当時、大宮ハタプラザで観たと記憶している。
前作が良すぎたが故にガッカリ度は高かった。
とりあえずハリウッド映画ではたまにあるが、前作の登場人物を冒頭でサクっと殺すのやめろ。
確かに作劇上、邪魔になるのは解らないではないが。
監督は今となってはそれなりに有名なデヴィッド・フィンチャー。
当時はまったくもって「誰やねん？お前」状態。
それは置いといて…
『エイリアン２』が「今度は戦争だ」のキャッチコピーの如く、１作目とは完全に違うベクトルで作られた作品だったのに対して今作品は原点回帰した作品と言える。
これといった武器もなく、閉鎖された限られた空間の中で一匹のエイリアンとの戦い。
なのに１作目と比較してしまうと、ただの劣化コピーにしかなっていないのが哀しい。
結末もここでシリーズを一旦終わらせたかったのは解らないではない。
それだけにインパクトは強いが、ただそれだけ。
シリーズを追いかけてきた身としては「ええ？そんな最後？」と、全体のガッカリ度に更に上乗せする形になってしまったのが残念。
