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ライディング・ビーンのmitakosamaのレビュー・感想・評価

ライディング・ビーン(1989年製作の映画)
3.0
ソノケンのOVAだが、ガンスミスキャッツ程はメジャーじゃないのか知らないタイトルだったわ。

主人公は運び屋のビーンバンデット。主人公らしからぬ風貌のシャクれキャラだ。

冒頭からカーチェイスシーンが激しい。コレが主人公の仲間なのかなと思ってたら、この後、敵キャラである変装の名人セリーマンと手下の少女キャリーだとわかる。

ビーンと相棒のラリーの事務所に来た依頼は、誘拐されていた富豪の娘を屋敷に届けるという仕事。
愛車であるロードマスターで屋敷までいく。
ビーンを追うのが刑事のパーシー。刑事なのに車がコブラだ。随分な高級車に乗るんだな…

突然銃撃にあったりトラブルも続出。
更にカーチェイス。この辺の作画が凄まじく密度が濃くて見応えあるわ。

ビーンらはセリーマンに嵌められていたことがわかり、彼女らの金と命を狙う。

ビーンの車もタイヤが横移動出来たりとフィクショナルなギミックてんこ盛りだが、ビーン自体も不思議なほど強い。
何故か銃に打たれても大丈夫なのだが、それについての説明が一切ない。

主人公が無条件に強いのでピンチが演出出来ていないし、尺も短いので話としてはやり弱い。まぁ80年代OVAってそういうものだが。
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