BOB

プリティ・イン・ピンク 恋人たちの街角のBOBのレビュー・感想・評価

3.5
ハワード・ドゥイッチ監督、ジョン・ヒューズ脚本の80's学園ロマコメ。

裕福ではないが勤勉でお洒落好きの女子高生、彼女に気がある幼馴染み、電機会社の御曹司による、プロムの相手を巡る三角関係。

"Stupid tradition"

80'sティーン映画を代表する一作。ストーリーは程々に、ファッションや髪型、メイク、音楽、レコード店の雰囲気など、当時の時代描写や空気感を楽しんだ。

ストーリーにはそれほど期待していなかったとはいえ、強引な結末には納得がいかなかった。一緒になるべきはそっちちゃうやろと。これでハッピーエンドはさすがに無理があるやろと。調べてみると、このエンディングはスタジオによって書き換えられたもので、脚本のジョン・ヒューズも不満だったらしい。

主人公の友人であるレコード店の女店長が、個性的だった。特に、初登場シーンの髪型が強烈で、あんなスパイキーな髪型は漫画やアニメでしか見たことがない。

主役のアンディは『ブレックファスト・クラブ』のモリー・リングウォルド、リッチな好青年役は『セント・エルモス・ファイアー』のアンドリュー・マッカーシー。アンディの父親役は名優ハリー・ディーン・スタントン。

・幼馴染みダッキー役は、ロバート・ダウニーJrも最終候補まで残っていた。
・ロケ地となった学校は、『グリース』の撮影でも使われたロサンゼルスの高校。

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