苔、スープ、雨、緑、夢、音、
ブリブリです、とも言わんばかりの、
”研ぎ澄された潜在的感覚”、その映像表現、
「ゴースト・トロピック」から変わらずに根底を貫く自然美や超自然、
自然回帰へと思いが馳せ…
ブリュッセルの北西部に住む建築労働者のシュテファンは、休暇で故郷のルーマニアに帰る予定だが、そのまま帰国してしまうか悩んでいて、冷蔵庫整理で作ったスープを手土産に友人や姉を訪ねる。そして散歩中に、以…
>>続きを読むこのレビューはネタバレを含みます
ヨーテボリ映画祭で鑑賞
自然の映像、音に癒された。
最後のクレジットまでよかった。苔はたしかにそこにあるのに、注目されない存在。それぞれが名前を持っていて、確かに個体なのに。人も、同じようなもの。…
Ghost Tropicと違って少しのアップダウンすらもないんだけど、最後がとても印象的でした。ちょっとしたカタルシス。
ドラマチックでは無いけれど、愛おしい日常の中のちょっとした冒険とトキメキ。…
睡眠や散歩の事ってそれの暗喩?
その描写以降はそのフックに引っかかり続けていたのが正直だけれどこの余白の多さがこの映画の魅力に感じる。
いい加減、元気?最近どう?ってやつの正解を見つけたい。
1:…
種を植えて芽が出るまでを丹念に観察するような映画だから人は選ぶと思います!
人々のささやかな交流、あるいはスープを渡すような近寄り(繋がり)方によって洪水で流されてるような人生(雨が多いのはそうい…
©︎ Quetzalcoatl