どのように言ったらいいのでしょう。
この作品はありきたりな日常の一幕みたいな感じなのですが、普段私たちの生活で聞こえている様々な音が強調されて表現されているのです。都会に住んでいれば、自動車や電車や建築の音など人工な音。自然の豊かな所では、鳥や虫の声そして風が吹くと木々が揺れて出る音、雨が降り雫がしたたる音が鮮明に聞こえてくるのです。時間が進むにつれて、いつの間にか眼をつぶり、その音に癒やされていることに気がつきました。まるでヒーリングミュージックを聴いているかのように…。とても不思議な映画？（新しいジャンルかも）でした。
