今、ここ。今、この時のこの音を聞いて。
映像で綴られた詩のような映画だった。
過去も未来もない、今この瞬間。でも同時に、今でもあり過去でもあり未来でもあって、現実でも夢でもあるような。
「ゴースト・トロピック」に続けてこちらも。
静かで心地よくて、案の定ウトウトした。でも、なんだかとてもリフレッシュした気分。
どちらの作品にも働く仲間たちの談笑するシーンがあって、好きだなぁと思った。ささやかで控えめな連帯、ひとときの憩いの時間。時間にしたらほんのちょっとだって良いんだ、こういうのってけっこう大事だと思う。