この監督の作品をもっと観てみたい。
とにかく構図が素晴らしく、
タイトルバックからわたしは、幸せなため息ばかりついていた…
なんて美しくて、なんて穏やかで優しい作品なのだろう。
自然の音が主張しすぎることなく
耳に心地良く響いていく。
鳥のさえずり
木々の梢
雨の降る音
切り取られる風景はなんら特別なものではない(この映画で、この監督が取ったからこそ意味が見出されている気がする)
影の移ろい
木漏れ日
特に苔や植物たちの緑はとても印象的。
光の、影の使い方がとても上手。
雑味がない。
とにかく最初から最後まで安らかな気持ちでいられる。
至福の時間。
終わりかたも素敵だったなぁ。
そして、あんなエンドロールは(そもそもロールしてない!)初めてみました。