◎ My Color is Green
前作の黒色と打って変わって徹底的に緑、そして雨、あと電車の存在も。
3カット目くらいの笑いは同じ。
全身麻酔や夢や流動世界との一体化を語るおじいさんは公開前に亡くなってしまったらしい。For Ericと冒頭にあるのはそのため。
観ながら確かにアケルマンやタルコフスキー、アピチャッポン、ブレッソンと比較したくなるが、優しさやヒーリングな手触りでは少し違う気もする。
Brecht Ameelの音楽も流動世界に溶け合うために一役も二役も貢献していて没入感に浸ってしまう。こちらの方が夢に近い。
'アダムの創造'のような手と手の先っぽの触れ合うか触れ合わないかぐらいの奇跡