一作目のあらすじはアニメのおかげで知っていたが、その後日談の続編は、退屈せず楽しめた。
アンの人物描写は大人になって気丈なところは相変わらずだが、ずいぶん思慮深く忍耐強くなったものだ。
ポーリンやハリス一家に肩入れし過ぎで、他の生徒の親御さんから文句が出そうなものだがそこは置いといて、アンの成長が主眼に置かれていると思う。
私立女学校での嫌がらせにも正面から対抗する訳でも無く、搦め手で事態を収めてゆく。
ちょっと急激に成長し過ぎ気味だけど。
自分で未来を切り開く自立した女性を夢見る女性向けのコンテンツでも、時代背景とストーリー構成とキャラクターに魅力があれば、私のようなおっさんでも、充分楽しめる手本のような映画でした。
