[] 60点
ラジ・リ長編二作目。前作『レ・ミゼラブル』にて世界的に有名になった監督の二作目は、イキったアレクシス・マネンティが火種を撒き散らすという基本構造こそ共通しているが、前作よりややトーン…
ミュージカルではない方の「レ・ミゼラブル」のラジ・リ監督の最新作。
フランスのイメージを壊しにかかることにおいて敏腕としか言いようが無い監督になりましたね。
またもやフランス一角の治安を描いた社会…
劇映画ながら紛れもなく現実。ドキュメンタリーだと市民側と市長側の想いをフラットに並べることは難しいであろうことを踏まえると、見事な映画化。市長の、変貌とも言えない、自然な流れの変化に、問題の難しさを…
>>続きを読むパリにこんな側面があるなんて。移民と、移民を排斥しようとする行政の対立が描かれたけれど、移民以外の地元民はほぼ出てこず、世論はどうなのか気になる。最近も同じく移民問題を扱う「人間の境界」見たばかりだ…
>>続きを読むシネマシティi_st。行政vs.移民の二項対立にした上で「弱者に寄り添う」のかと思ったら、看板燃やした時点で心証最悪に。ピエールのやり方は拙速でも粗暴な移民はいずれ排除されるべき、で制作意図あってる…
>>続きを読むフランスの移民問題を描いたドキュメンタリー風作品
老朽化した団地に住む移民家族たちと、治安改善のため団地を取り壊したい市長との対立をドキュメンタリー風に描いた作品。
街を良くしようと正義感で動く市…
このレビューはネタバレを含みます
『現代日本の問題としても捉えるべき作品』
中東などからEU圏を目指した難民を、ポーランドとベラルーシが押し付け合うという凄まじい蛮行を描いた「人間の境界」も凄い映画でしたが、フランスに正式に移民と…
『レ・ミゼラブル』からのバトンを引き継ぐ形で撮った第2弾。団地の取り壊しの場面から始まるのは象徴的。地域の再開発を巡って真っ向から対立する行政と住民の攻防戦をまるで圧力鍋の蓋が吹っ飛ぶような勢いで、…
>>続きを読むこのレビューはネタバレを含みます
パリ郊外のリアルを捉えた作品。
序盤、市長の急死から話が始まるが、
展開が少しコミカルに見えてしまった。
※「え?ここで死ぬ?」というのが、率直な感想
後任のヨーロッパ系の「市長代理」とアフリカ系…
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