今まで5本くらいしか見てないんだけども、ピンと来なくても見続けてきてよかったと思った、名作。
すごく小津的だなと初めて思ったけど(珈琲時光もよくわらなかった)、ピローショットみたいなもの以外どこがと…
台湾映画。ホウ・シャオシェン(侯孝賢)監督作品。エドワード・ヤンと同世代だけど、すこし違う個性。青春映画だけど、甘くない。苦くて痛い。
冒頭、汽車が真っ暗なトンネルを抜ける車窓の風景からこころを掴…
2015.10.12(63)
こういうの!こういうの大好き。
画面から匂いや空気感が伝わるアジア的な映画。若い頃と違って感性が鈍くなってる私でさえも胸がちくちくして切なく悶えた。
最近は韓流ブー…
OPの真っ暗なトンネルを抜けるとそこは目にも鮮やかな緑の山々、そこだけですぐに引き込まれた。
夏の綺麗な緑の山に映り流れて行く雲の影、やがて夕闇に暮れてゆく山村の美しさ。
そんな中で仄かな恋心を抱く…
私の精神安定剤である。何も考えることなく、リラックスして、作品に身をゆだねることはできるというのは一つの映画の評価軸になると思う。これはまさにそんな映画。作品に溶け込んでしまうような一体感を得ること…
>>続きを読む田園礼賛。田舎さいこー!
炭鉱の村で、上京した都市で、幼なじみとの恋の行方を追っていきます。
よくある話を静かに捉える、ただそれだけなのに、懐かしくて切ない。
おじいちゃんの繰り返しの語りが、広…
静かだけど饒舌な映像、って前にもこの監督の作品に書いたな…
フォルモサの美しさが沁みる。
お互い思い合っていても、タイミングとか、小さなミスマッチが重なって、いつのまにか距離が空いてしまい、取り戻…
近所のビデオ屋でだいぶ前に借りて見た。そこの店はある時この監督作品の若い頃の作品を一気に品揃えして、僕は驚喜した。さあ見るぞと2,3作借りたとき、突然つぶれた。
それ以来、久々に鑑賞。
やっぱいい…
©CENTRAL MOTION PICTURE CORPORATION 1987