観る前に焼き鳥屋でもなんでも予約しておいた方がいい。チキンが食べたくなる。アニメーションが素敵で、冒頭の設定（父親が死んだ）をこんなふうに説明しちゃう時点で才能がすごい。監督さんには2人でご夫婦（しかもストーリと同様にイタリア人とフランス人）でお子さんくらいの子供たちが観れるアニメーションを、ということで作成されたとのこと。夜の暗闇のアニメーションが特に素敵に感じた。猫とニワトリのお尻も良い。一方で、貧困（ストライキとか親の代わりに弟の面倒観ながら料理の材料を買い出す子供とか集合住宅とか）を描いていた。あとグラタンとラザニアの冷凍食品食べるときプラスティックのコップを出してて（たぶん）、洗い物したくないんだなあ、うわあリアルだなあと思った。産卵鶏なのでたぶんおいしくなきだろうけど（お肉硬いっていってた）何はともあれ、余韻の良い映画。
