黄色が好きな女の子がお父さんが昔よく作ってくれたパプリカチキンを食べたくて仕方がないという映画。
独特な線と一人一色で彩られたキャラクターの数々が躍動感いっぱいに端から端まで動き回るのが、アニメーションとして観た事ないシーンの連続で眼福。そして常識やルールに縛られずに生きている人の活き活きとした描写も素敵で。母側にとっての父親についての記憶である「指輪」からリンダにとっての父親の記憶である「パプリカチキン」に話がスライドして、クライマックスの炊き出しまであっという間。一羽であんな作れるのか…
田舎育ちだからきっと鶏の殺し方も知ってるさ！
