シルヴェスタ・スタローン…いや、スライと呼ばせてもらう。スライの人生のほんの一部を垣間見れるドキュメンタリー。
彼が裕福で顔の麻痺もなくイジメられず、親の愛をたくさん注がれていたら。
きっと、ロッキーやランボー、その他の名作は生まれてなかったんだろうなって思う。
彼が子供の頃から望んできたこと、訴えたかったことが作品にたくさん反映されてると思うと少し切なくなった。でも、抱えたままではなく作品を通して消化できたのなら良かったなと思う。
家族や愛情、人生のどん底も頂点も味わったからこそ、77歳の今も現役だし、自分を振り返れたからエクスペンダブルズも生まれたんだろう。
そして、演じることも作品を作り出すことも出来る才能ある人が埋もれずに良かった！
スライは絶対諦めないし、前だけ見て突き進んできたんだ。人として見習うべき点がとても多くてあっという間だった。
『ロッキーはボクシング映画じゃない、ラブストーリーだ。』
…そうか、だからこんなにも心打たれるのか！って、グゥッと胸が苦しくなったよ😭
最近は身を引いたり、脚本に回ってるらしく、こういったドキュメンタリーも終活してるのかなと寂しくもなる。（本作品の中でも時間について語ってるし。）
これからも健康で長生きしてくれよ、スライ！！！
