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スライ:スタローンの物語のEijiのレビュー・感想・評価

スライ:スタローンの物語(2023年製作の映画)
3.8
スタローンやシュワルツェネッガーの全盛期(80’s)ストライク世代としては、本作でプレイバックされる懐かしい作品の数々に、自分の少年時代もオーバーラップして感慨深いものがある。

シュワちゃんのポジティブな印象とは対照的に、どこか影のある寂しげなスタローンの雰囲気に惹かれたものだが、その背景が語られている興味深いドキュメントになっている。

そして、人生観や葛藤などをアクション映画というフォーマットの中で表現するスタローンは、チャップリンやキートン同様、アーティストであると確認できる。

シュワルツェネッガーのドキュメンタリー「アーノルド」と併せて観ると、
スタローンとシュワルツェネッガー の2人が少年時代に似た様な影を背負っていることが分かり、より楽しめる。

「希望を売るのが俺の仕事だ」
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