unexpendable
スタローンの人生とキャリアを振り返るドキュメンタリー。
1時間半のランタイムでフォーカスされるのはやはりロッキーのストーリーで、個人的には物足りなかった。VHSで何回も観た『ジャッジドレッド』や『デモリションマン』らへんの話をもっと聞きたかった。スライ的に話したくもなければ話すほどのストーリーもないのかもしれないけど。作中で作品名の言及さえ無かったし。
この手のキャリア振り返りドキュメンタリーは自分の好きな作品への言及が少ないとどうしても満足度は高まらない。凄まじい衝撃だった『ランボー4』、『クリード』のストーリーも語られず、残念だった。
ただ、作中でスライが言っていた「人生は足し算で、40歳から引き算」って言葉にはかなりハッとした。いま自分は30代だけど、40歳になった時に引き算できるほど今足し算で人生経験を積み上げてこれてるか考えたけど、まだまだ。引き算が始まるまでにもっともっと頑張って自分のレガシーを積み上げないと。新年早々スライのありがたいお言葉に決意を改めた次第です。