第36回東京国際映画祭 コンペティション部門作品。
舞台は白い豹が生息するチベットの山村。
若いチベット僧と豹との交流をファンタジックな設定の中に描き、人間と動物の共生の可能性を問う。
チベットの山村で雪豹が羊を9頭噛み殺し怒った羊飼いは、補償を求め聞き入れないなら羊を殺すと喚き散らす。
しかし雪豹は、絶滅危惧種の保護対象であるため殺したらいけないと諭されるも聞き入れる様子は、全くない。一体どうなるのか？
雪豹をどうするのかの議論は、平行線のままずっと続くんですが一方で雪豹と若い僧侶の交流のシーンは、幻想的で惹き込まれます。
チベットの山々の景色も綺麗で圧巻でした。
