Morc阿佐ヶ谷にて鑑賞。
インファナル・アフェア = 無限道 = 無間地獄。
映画最後のモノローグの仏陀の言葉が深い。
「無間地獄に死はない。長寿は無間地獄の最大の苦しみなり。」
この言葉が突き刺さる。「ああなりたい。」オープニングでの言葉がリフレインする。
アンディ・ラウとトニー・レオンのどちらも美しすぎるのだが、なんといってもトニー・レオンのやさぐれた感じ、そのなかに優しさが見え隠れする感じがとても好きだ。
マーティンスコセッシ監督がリメイクしてアカデミー賞を受賞したディパーテッドや日本でのリメイクであるダブル・フェイス共に未見だが、トニー・レオンのイメージが強すぎて、なかなか観る気になれない。。
100分あまりの中で、シンプルさと複雑さを絶妙に混ぜ合わせ、緊迫感を最後まで失わない衝撃の脚本は、映画のお手本のよう。