“香港マフィア映画の金字塔、やはり面白い”

まさかこれを4K再上映してくれるなんてね。

マフィアのスパイvs.警察のスパイ。

どちらが先に犬を見つけるのか、緊迫感、スリル満点描写も素晴らしい。

そして悲喜劇ものということもあり

やっぱりスコセッシがメガホンをとって正解だったなと改めて思った。

ただ今、鑑賞すれば音楽の使い方、ヘンテコな演出に首を傾げる。

日本、ハリウッドでもリメイクしたので韓国でやっても面白いと思う。

韓国映画、独特な残酷描写をいい感じでリメイクできるんじゃないかな。

インドでもリメイクやるらしいが、あのシリアスな演出にダンスとか絶対合わん。

そんなん演出矛盾映画になるわw

【香港ノワール/ 劇場鑑賞①】

日本公開20周年記念の劇場公開。
大ファンとしてコレは観なくては！
ってことで3部作の1と3を鑑賞
（観るのは3～4回目です）

言わずと知れた香港ノワールの大傑作！
アジアンノワール全体としても
「新しき世界」に並ぶ不朽の名作♪

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マフィアのボス、サムに子供の頃から世話になり、手下として警察学校～警察へ潜入するラウ。

同時期に警察学校に入り、成績優秀だが、素性と適性から学校を中退し、マフィアへの潜入捜査を命じられるヤン。

警察とマフィア（サムの組織）それぞれで活躍し、出世していく2人。
両方の組織が、潜入スパイ（内通者）の存在に気づく中、壮絶な駆け引きが続き、、2人の苦悩も深まっていく中、、って話
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本作のアンディ・ラウとトニー・レオン
のカッコ良さ、色気、渋さがヤバい...w

人肉饅頭・エボラシンドローム等とは
真逆のアンソニーウォンも観れます(笑)

※エリック・ツァン、ケリー・チャンも
いいし、衝撃の写真流出を起こす前の
エディソン・チャンも出てます💦


凄い緊迫感だし、音楽も映像も言うことなし(^^♪
・・素晴らし過ぎてラストは泣いた...

これ以上の説明は不要だろうね!?
未見の方は是非みて欲しい作品！

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ー運命は人を変えるが人は運命を変えられないー

原題は”無間道”
無限地獄のことで、一度入ると抜け出せない、絶え間なく続く苦しみ

本作（3部作）は過酷な運命と、それにおける人の苦悩・葛藤を描いている。

だから前レビューのディパーテッドとは、描いているテーマも深みも（格も）大きく異なる作品なのです。（私見w）

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＜グランドシネマサンシャインで鑑賞＞
・結構混んでました（多分半分くらい海外の方？）
・通常版がUNEXTにあります。

★3部作の鑑賞を推奨
特に1と3はセット（両方観ることで深みが分かります）
スコアも同じにしてます。
（劇場加点+0.1）

・3は初見では少し難解だけど奥深い作品です。
　（2はマフィア側の前日譚/スピンアウト系かな）
まあ1を観たら後続も観たくなりますw


ps.
久しぶりに香港・マカオに行きたくなった。。

日本版、ハリウッド版は鑑賞済みだが、公開年から時間が経過していたため、オリジナルを見ていなかった。
だからこそ、このリバイバル企画は見逃せない。
折角の4Kリマスター、映画館でみたいもんね。
そして、見終わったあとの率直な感想としては…ただただ圧倒された。
比類なきほどのクオリティー！
この出来栄えだからこそ、次々にリメイクが作られていったのだろう。
おおまかな内容を理解していても、それでもなお痺れさせてくれるんだから、プロットが優秀すぎるのは言うまでもない。

警察とマフィア側から互いに潜入捜査が行われ、バチバチのやり合いが行われてる激動の最中。
10年間…ヤンは警察官としての身分を隠し、敵側の組織で情報を盗み出す日々。
正直、並の人なら一日ももたないと思う。
しかも潜入捜査の性質上、彼の直属の上司しかその事実をしらない。
それ以外の人間からしたらただの犯罪者。
正しく生きたいだけだったのに、辛すぎるよね…
悲しみと苦しみに彩られてしまった人生。
ヤンを演じたトニー・レオンの切ない表情が孤高の勇ましさを一層際立せる。

一方、マフィアから警察へ潜入し、順当にのし上がっていくラウ（アンディ・ラウ）
「善人でありたい」という思いがあり、あわよくばそのまま警察として生きたいと願い始める。
両者とも相手側の組織に潜入している部分は同じ。
しかし、組織の属性により対比的に描かれているのが本作の面白いところ。
似たような境遇、だが決定的に異なる二人。
「そのまま居続けたい」ラウと「1日でも早く警察としての生活を取り戻したい」ヤン。
非情なコントラストが緊張感と没入感を最後まで継続させてくれる。
ラストシーンはオリジナル、リメイク版とそれぞれ用意されているとの事だったが、「あ、なるほど。だから3部作なのか！」と納得の展開。
ここは触れないので、ご自身で確かめてほしいです。

大満足のリバイバル上映、名作は色褪せずでした。
今回の企画、Filmarks繋がりでお話ししていた時に「オリジナルもめちゃくちゃいいよ！」と教えてもらい、参戦を決めたものの…三作全て上映している劇場がなかなか見つからず、終映1日前に奇跡的に辿り着けました。
横浜ムービルさんには感謝しかない。
Shoさん、ありがとう。