アスペルガー傾向のアラフィフ女性を当事者脚本・監督・主演で描く、田辺・弁慶映画祭グランプリ受賞作。
ちょっと Well-made 過ぎて自分の好みではないが、確かに主演の 瑚海みどり も脇役陣も悪くない。
終映後のトークショーには、瑚海 (さんごうみ) 監督と映画祭審査員陣が登壇。ただでさえ少ない女性監督なのに、それが更に均質化しているように思えるとの指摘。51歳という年齢と、口から先に生まれたようなおしゃべりという、これまでとは異質な女性監督の活躍を期待しての受賞とのこと。この講評に妙に納得。