個性的な4人+1人が織りなす究極の五角関係！中島歩のための中島歩映画とも表現できる今年屈指の恋愛コメディ。クズ役をやらせてもなんだか憎めないのは『レッドロケット』のサイモン・レックスにも匹敵。てか主要キャスト皆好き。ずっと爆笑してた。
セリフとか登場人物とか個性的なんですけど、ファンタジーとかではなくて「なんかわかる！」と「こういう人いる！」が随所に感じられるのが良い。
リアルでもあんな恋愛現場があるっていう絶妙なところを突いてくるのがたまらないですね。違う惑星の違うタイプに惹かれることもあるし、だけど登場人物たちは現実にいると確信しています。
もしコメディの脚本を書こうとしている、もしくは書いている人にはこの作品の中にある独特なセリフと俳優の間のとり方をぜひ観てほしいですね。
なんならお笑い芸人目指してる人も、サッカー好きもみんな観てほしい(なお、僕はそんなにサッカーは詳しくありません)。
あと本筋とは全然関係ないんですが、カフェでの筧美和子演じるグリコと坂ノ上茜演じるカフェの店員のやり取りがたまらなく好きでしたね。全体的に何度も声出るぐらい笑ったんですが、あのカフェのやり取りは本気で笑いが我慢できませんでした。
「哲学ですか？」🤣
〈キャスト〉
むっちゃん(莉子)
グリコ(筧美和子)
ベンジー(中島歩)
モー(綱啓永)
ナカヤマシューコ(みらん)
柱谷(村田凪)
井原(金野美穂)
カフェの店員(坂ノ上茜)
※2024年新作映画13本目
※2024年劇場鑑賞16本目
