この作品、ランベルト・バーヴァ監督のデビュー作です。ランベルト監督は言わずとしれたマリオ・バーヴァ監督の息子なのですが、父親が偉大すぎて 不肖の息子などと評価されている可哀想な監督さんです。
因みにデモンズ、デモンズ2という立派な作品を持ちながらも あまり芳しい評価を見聞きした事はなく、上記2作も製作者のダリオ・アルジェントの名を上げただけという不運。
ただ確かに 他の作品がチョットダメダメなのは確かで、 強いて言えば 暗闇の殺意 ぐらいはオススメできるかってところなんですよね。
で、このデビュー作 実際の話を基にランベルト監督が脚本を書き、撮った作品で、同時に 息子と愛人を亡くした 未亡人が精神病院から退院して来てから の不思議な出来事を描いていてジャンルで言えばエロティック、スリラーですね。イタリア映画らしい雰囲気は出ているものの、冗長な演出がテンポを遅くしていて ずっと退屈、ラスト20分だけは見れます。
女優さんが、直ぐに真っ裸になるのは良し (笑