ヌーヴェルヴァーグの代表作ともいえる本作だが良さが……
J. P. ベルモンド演じるチンピラがクルマを盗んだ際にはずみで人を殺してしまい、クルマを換金するまでの間、パリで警察から隠れてアメリカ女とイチャつきあちらこちら行きながら恋愛や文学や芸術などの取り留めのないオシャレ会話をずーっとする。ヌーヴェルヴァーグっつーのは、当時としては革新的な手法がたくさん取られて、しかもこの「非映画的で自然で、意味が有るようで無いのが、これまでの映画にない新しさでオシャレで良いんだよ」って事だったんでやんすかね……まあオシャレなのはイイんだけど、アッシにゃ高尚すぎるのでござんした。