ダイチ

勝手にしやがれのダイチのレビュー・感想・評価

勝手にしやがれ(1960年製作の映画)
4.1
フランスの名匠ジャン=リュック・ゴダール監督長編デビュー作品
当時主流であったスタジオ撮影ではなく、ロケ撮影だったりハンドカメラの使用、ジャンプカットの導入などの映画制作手法の確立や、後のアメリカンニューシネマ誕生にもつながる、ヌーヴェルヴァーグの先駆的作品と評価されている。

物語が全体的に取り留めのない感じで、詩的なセリフの言い回しも自由で芸術の国フランス味を感じる作品である。

先述の通り、取り留めのない感じではあるものの主演二人の会話には引き込まれる魅力があるし、なにより物語のテンポがよく観ててとても心地の良い作品だった。
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