このレビューはネタバレを含みます
実話ベースの韓国ノワールは結構見たけど、ここまでラストで急激に突き落とされた作品はないかも。
事件が解決されてない、というのもそうなった大きい原因。
キャストにカン・ドンウォンの名前があるのに出てこないからもしかして…と思ったら、やはり。
ハン(ソル・ギョング)が車で移動中に犯人からの電話を受けるシーンは、実際に車にカン・ドンウォンも同乗しソル・ギョングの隣で台詞を言ったそう。
それが実際の犯人の声色とあまりにも似ていたため、ソル・ギョングは感情を抑えきれなくなり台本にはない涙を流したというエピソードも。
他にもソル・ギョングでないと表現しきれなかったであろうシーンが満載なリアルすぎるノワール。
エンドロールで流れる犯人の肉声。
思い出すだけで鳥肌が立つ。