HAYATO

ファミリー・スイッチのHAYATOのレビュー・感想・評価

ファミリー・スイッチ(2023年製作の映画)
3.8
2023年469本目
Netflixプレゼンツのクリスマスムービー
『チャーリーズ・エンジェルズ』のマックG監督作
惑星直列という現象のせいで、両親、子供、ペットの身体が入れ替わってしまい、一家は大混乱に陥る。
『君の名は。』に代表される「入れ替わっちゃう系」のストーリーなので、割と見慣れた展開なものの、赤ちゃんと飼い犬までも入れ替わっちゃうのは斬新で面白い。
各々がその後の人生を左右するビッグイベントを直前に控えた中、最悪のタイミングで入れ替わってしまい、案の定それぞれの立場で大失敗をしでかすウォーカーファミリーずっと見ていられる。
昔お父さんが所属していたバンドが「マルーン6」だったっていうジョークが絶妙で好き。
『ザ・スイッチ』で、女子高生と身体が入れ替わってしまった役柄を演じたヴィンス・ヴォーンもお見事だったけど、本作の俳優陣の演技もコミカルでとても素晴らしかった。
ドラマ『ウェンズデー』でブレイクしたエマ・マイヤーズは、可愛いし同い年なので今後も応援する。
アカデミー賞、トニー賞、グラミー賞、エミー賞の4賞受賞者・リタ・モレノは流石の貫禄。
それぞれの苦悩や頑張りを知って、ウォーカー家が再び家族の絆を取り戻すことができて本当によかった。
ラストシーンで流れるアンディ・ウィリアムスの名曲”It’s the Most Wonderful Time of the Year”は、ドラマ『ホークアイ』でも使用されていたクリスマスシーズンど定番の名曲で、実に晴れやかな気持ちにさせてくれる。
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