ヤスマサ

ファミリー・スイッチのヤスマサのレビュー・感想・評価

ファミリー・スイッチ(2023年製作の映画)
3.3
家族のみんなが、カラダと中身が親子で入れ替わって、それまで気づかなかった相手への気持ちを知るファンタジック・コメディ。
クリスマスが近づく夜、惑星直列の天体ショーのイベントに参加したウォーカー家は、会場で出会った占星術師の意味深な言葉を受けた後に閃光を受けると、翌朝には家族みんなのカラダが入れ替わってしまうが、その日は家族のみんな、それぞれが大切な日だった。

クリスマス映画っぽい、アメリカ人が好む家族の話し。
みんなは一緒…、と思っていても、いつしかバラバラの方向へ向いていた家族が、愛するもののために自分が何をするべきかを考え、家族の絆を再確認する作品。
占星術師が言った、「この家族にはクリスマスの魔法が必要…、
心を開いてお互いのレンズを通して見ること、そうすればきっと必要なものを得られる」という言葉が、この映画の全て。
ありきたりな入れ替わりものと違って、
ウォーカー家の5人と1匹、父親ビル(エド・ヘルムズ)と息子ワイアット(プレイディ・ヌーン)、母親ジェス(ジェニファー・ガーナー)と娘CC(エマ・マイヤーズ)、何故か赤ん坊マイルズと飼い犬ピクルスの全員が入れ替わってしまう。
人数も多いが、赤ん坊と飼い犬が入れ替わるって斬新。
人数が多いため、それぞれの局面を乗り切る様が、コメディとはいえ、わりと雑。
あり得ない失態も、クリスマスの力なのか、家族の絆なのか、結果オーライな感じで丸く収まるのがクリスマス映画っぽい。
エド・ヘルムズの歌とギターは、「ハングオーバー」でも少し披露されたが、かなり良い感じだ。
ガレージで聞いてたマルーン5が伏線とは気づかなかった。
あとマルーン6だったっていうのにも笑えた。
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