話は基本的に幻想的で抽象的ではありますが、キャスティングなどがかなり作品に合わせてされているようで、それがはまっているように感じました。
上映終了後の監督、プロデューサーのお話を聞くことができ、より…
TIFF2023にて。
とにかくロケーションやビジュアルが美しい。
台詞が少ないこともあり、前半はなんの話なのかよく分からず、モヤモヤしますが、
後半に、やはり!と世界観の謎が解けると、途…
非常に詩的で上品な画作りに魅せられる。記憶をなくした2人が辿る迷える魂の旅路、曖昧に紐解かれていく過去。神秘的で現実離れした世界観の表現、異界の雰囲気に説得力を持たせるキャスティング、小松菜奈と松田…
>>続きを読む「記憶がない」「佐渡」にひかれて鑑賞
始まりの方の室内のシーンで
これは精神病院が舞台!?
不条理ものか?と期待したけど、死後の世界でした
自ら死を選択した人の集まりかとも思ったけど、幼い子も…
徹底して無機質。
自然を活かした映像は綺麗で、非常に観念的な作品。
繋がりがないようなシーンの連続、噛み合わない視線、会話。
シュールレアリズムともいえるような作品。
説明的なものはなく、静謐な雰囲…
佐渡の美しい風景と、俳優さんたちの存在感が際立つ映画でした。
旅行先で史跡や歴史的な建物を訪れたときその土地の歴史に思いを馳せたりすることがあるけれど、それを視覚化してくれたのが今作かな、と監督の…
四十九日を待ち、
彷徨い続ける幽霊の
静かで空虚で少し寂しい話。
劇伴で感情を無理やり持っていく近年の映画に比べ、劇伴は控えめで自然の出す音がとても心地良い。
佐渡の自然の映像美に加え、キャスト…
掴めそうで掴めない
境界が曖昧な世界の中で
ここは死者の島?
漂い彷徨う魂達
台詞も限られた中で
色々と想像しながら見られる
わたくしどもは誰だったのか
生きていても
死んでいても分からないよ…
©TETSUYA to MINA film