1世from524

白鳥の1世from524のレビュー・感想・評価

白鳥(2023年製作の映画)
3.5
ウェス・アンダーソンがロアルド・ダールの短編小説を映画化したシリーズの1本で、4本の中でも文学性が高いかもしれない。

少年時代を回想する男。彼は誕生日に銃を飼ってもらったいじめっ子に命令されて、線路に寝転がらされたり、木に登らされたり酷い目にあう。

回想ではあるものの、基本的に大人の自分が少年時代も演じる。舞台設定も見立ての世界の中で進み、とても抽象的というか象徴的というか。

最後のあの絵面は子供の残酷さと、それでも美しさもあり、なにはともあれイマジネーションに溢れていた。
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