このレビューはネタバレを含みます
ネズミよりも賢くてネズミみたいな男。それはもうネズミでは?
一つの仕事を突き止めたらそうなっていくのかもしれない。
中立の第三者視点で進んでいくけれど、修理工の男がやけにグイグイいくのをマジかよ〜と思いつつも自分も止めずに見ていくところ、案外日常にもある。
怖いもの見たさ、好奇心は馬をも殺す。いや、この場合はネズミか。
毒の餌で何もできなかったとわかるとフェレットvsネズミを見せられ、頭を食い殺す芸を見せられなきゃいけないのなんでだ?
その場にいたらなんかやべ〜とは思いつつも面子を保たせないといけないとやんややんや言ってしまうかもしれない。
みんなお人よしってコト…?
チャリチョコ書いてる人だから、お菓子はネズミの血でできてるのさ〜!はまじでありそうで嫌じゃんと思ってしまった。
『砂利なのに、まったく音を立てなかった』
これが何回も出て印象づけてくるの、小説の書き方も私好みそう。読んでみるか〜と思わせてくれる作品でした。こういう作品もっと増えてくれ〜。