山水絵巻シリーズ第二弾。前作からかなりアプローチを変えてきたグー・シャオガン監督。山水画のように美しい中国の茶畑のスケッチの間に金欲にまみれた人間の醜いドラマを挟む構造はわからなくはないが少々唐突す…
>>続きを読む東京国際映画祭にて
ポスターが惹かれて観た前作『春江水暖』のオープニング10分にすっかり魅入られた。
今回は川より山の趣。同じく杭州が舞台。
自分は二の次で茶畑に住み込みで働き、息子を育て上げた…
東京国際映画祭。
中国杭州を舞台に、茶摘みとして働く母親と、大学生の息子の物語。
まるで山水画の様な、美しい山村の風景の中で描かれる生活。
ところが、母親は仕事をクビになると、突然怪しげなマルチ商法…
このレビューはネタバレを含みます
前作と印象変わった作品だった云々感想が多いですけど… 前作も映像はともかく登場人物はカネ、カネの話ばっかりだったしおんなじじゃん🤣
茶畑で働く母と手伝う息子 ほのぼの系はあっと終わり高齢者詐欺から…
前作『春江水暖』で圧倒的な映像美を披露した顧曉剛監督の新作。序盤の前作を思わせる自然の映像美から一転、人間の弱さと業を描いたマルチ商法に嵌まる地獄絵図のような社会問題を描く。
自然を映す技術だけで…
前作『春江水暖~しゅんこうすいだん』が日本でもヒットし、今年の東京国際映画祭でも黒澤明賞を受賞したグー・シャオガン監督の最新作です。
中国・西湖のほとりの茶畑で働く母タイホアと息子ムーリェンは、と…
「春江水暖」の顧曉剛監督の新作。同じ西湖の周辺に漂う人間模様を描くが、趣は前作とは大いに異なる。それは前作が素人を使ったドキュメンタリーに近い作品であったのに対し、今回は超一流のプロを使った劇映画…
>>続きを読むお金だけではなく、むしろ「自信」や「自分らしさ」を手に入れるため、段々とのめり込んでいくのは説得力があって悲しくなった。ネガティブな言葉ばかり浴びせるシーンはハンマーで古い建物を壊していくかのよう。…
>>続きを読む©Hangzhou Enlightenment Films Co., Ltd.