東京国際映画祭にて
寝たきりの祖父と過ごす無為な時間に着想を得たそう
ハッキリとした物語はなくそれこそあいまいでゆったりな時間
と書くと聞こえが良いが言い方変えると無為な長回しの映像見せられているようにしか見えなかった
生と死を取り扱うという意味としては「わたくしどもは」と少し通ずるものはあったが私としては絶対にこっちの方が好き
楽園という題名も意味が無い(監督が楽園、パラダイスと名のつく作品が好きで付けたらしい)
2つの物語が完全に独立しているのもちょっとなぁと思った
このようなゆったりとした流れで特にストーリーも無いと言った作品は好きだがそのような作品でかつ内に様々な意味があるような作品をみてきているのでこの作品には少し不満に感じる
まぁただ監督の趣旨が無為な時間なのでまさにそのような時間を静かなスクリーンの前で過ごせた
そのような広い解釈を持つならみてよかったのではないでしょうか