このレビューはネタバレを含みます
個人的には第一部のラストのシーンが特に良かった。
実際は違うかもしれないし個人的な妄想も含むが、達也と母の映画内では語られていない恐らく何かあったであろう過去、現在の状況などを含めた葛藤がすごく感…
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言葉は極端に少なく絵を積み重ねて語る映画で、印象に残る好きなカットが多かった。
変り映えのしない高架橋、流れのない淀んだ水面、ひたすら目の前を過ぎ去っていく車を見てるだけ
コースを周りつづけるボート…
関係者向け試写会とTIFF最終上映の2回にわたって鑑賞。
3時間もの長さがあるのだが、さまざまな風景が現出することと、その撮り方、役者陣の演技(監督は基本的に即興で撮ったとのこと)、それらが意味す…
話題の『曖昧な楽園』を初日上映を鑑賞。
静寂ではあるが怒りのが強く、後半はそれを越えて優しさに変わっていく様な映画だった。確かに長さはあるが素晴らしい映画だと思う。台詞に頼らないからこそ、観る側の想…
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夜、特徴的な建築の団地を歩くクラゲを腰から上のサイズで真横からフォローするカメラ。やがて入口が見えるとそちらへ向かう彼の後ろ姿を、水たまりもある地面をぐちゃぐちゃと水音も込みで捉える。あるいは彼と雨…
>>続きを読む生死の間を、空気を捉えようとするものの
即興劇というのがかえって空転を招いている気がした。
テーマは満点つけたいくらい大事なことで
「生きているか死んでいるか分からない状態」を病気の母をもつ実家…
個人的に思い入れがあってずっと観たかったので、賛否両論あるなということは感じつつ、ついに鑑賞。正直眠くなるような時間はたくさんあったし、いちいち長い!という意見にも共感出来たけど、監督のなにか伝える…
>>続きを読む東京国際映画祭にて
寝たきりの祖父と過ごす無為な時間に着想を得たそう
ハッキリとした物語はなくそれこそあいまいでゆったりな時間
と書くと聞こえが良いが言い方変えると無為な長回しの映像見せられてい…
好きな人は好きだと思う
自分は好き
この世界の中に、こう生きてる人もいる
偶然の中で、たまたまこうして生きてる人がいる
「何かあとで繋がるのかな?」と思いきや、繋がらない。それが人生。
この映画は、…
©曖昧な楽園製作委員会