かくわ

野獣のゴスペルのかくわのレビュー・感想・評価

野獣のゴスペル(2023年製作の映画)
3.0
暴力、暴力、暴力
朝イチから豚さんの食肉工場から始まるのは中々パンチが効いてますね…!

QAで、フィリピン(特に南部)では暴力が溢れていてそれを普通のこととしたく無い、語る場としたかったという監督の思いを聞いてようやく撮りたかった分かった気がする。

犬好きとしては、ワンちゃんが無事で一安心🐕

東京国際映画祭2033
コンペティション部門
ワールドプレミア

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2023/10/28 Q&A
登壇ゲスト
シェロン・ダヨック(監督/脚本/プロデューサー/エグゼクティブ・プロデューサー)
ジャンセン・マグプサオ(俳優)

・実際の事件を元にしているのか?それとも完全にフィクションか?
→フィクションだが現実に近い。劇中に出てくるようなアングラな方にもインタビューをした。

・キャスティングについて
主演のジャンセンさんは建築を学んでいた学生だが、過去の出演作の監督から推薦を受けた。まだ演技経験は少ないが、才能を信じた。

・フィリピンには他にも映画の題材となるものがある中で、なぜこのテーマを選んだか?
→監督はフィリピンの南部出身だがそこは特に対立や暴力事件が多い。最近は政治的な流れもあって特に増えている。暴力が文化の一部とならないよう、映画を語る場としたかった。

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ヒリガイノン語
字幕翻訳:森澤海郎

2023-230-195
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