AB型の末っ子

続・猿の惑星のAB型の末っ子のレビュー・感想・評価

続・猿の惑星(1970年製作の映画)
4.2
"you bloody bastards..."

「Kingdom of the Planet of the Apes」の予習の為に、「猿の惑星」シリーズを全部観返していきました。

シリーズの2作目、原題は「Beneath The Planet Of The Apes」で「猿の惑星の地下」

その名の通り、猿に支配された地球の地下に焦点が当たる今作。前作の主人公テイラーを探す宇宙飛行士ブレントが今作では主人公。
ブレントの方がテイラーより要領良く猿の惑星を理解して、ジーラ、コーネリアスの力を借りてテイラーの捜索へ。

ここからがどんどん狂い始めるw
なんと地下には生き残った人間たちが居て、彼らはミュータントで超強力なテレパシーが使えるという…。
もともと、猿が支配する惑星の時点で突拍子もない感じはあるけど、まさか超能力まで出してくるとは…w

結局、猿たちもミュータントも互いを危険視して戦争に至る。せっかく喋れたノヴァも、主人公のはずのブレントも撃ち殺されてしまい、テイラーも瀕死。ミュータントたちが崇拝するコバルト爆弾をテイラーが作動させて、地球は遂に消え去ってしまう…。

前作もホラーだったけど、今作もなかなか恐ろしいバッドエンド…。
やはり、人間も猿も本質は同じ野蛮な生き物なのだろうか…。

個人的には、中盤までブレントとノヴァの距離感がちょっと近い気がして、テイラーが怒らないかずっと心配でしたww