彼方にのこつぶライダーのレビュー・感想・評価

18分に込められた、悲しみを昇華する物語。

池袋で起きた高齢者ドライバーによる事故で妻子を失った松永拓也さんを思い起こしました。

大切な人を突然失った後、残された人がどう向き合っていくのか…。

たった18分だけど、何年分もの悲しみの時間が襲ってくる。

簡単には前を向くことなんて出来ない。
それでも、前を向くためのキッカケも突然おとずれたりする。

久しぶりの短編、沁みました。