口コミでかなり評判が良かったので見てきました。
中国の小説が原作で、中国でドラマにもなりかなり人気が出たという作品、監督は平成ガメラシリーズでおなじみの金子監督。
沖縄で奥さんの両親を崖から突き落とした男、その場面を偶然撮影してしまった少年少女達はその男を脅迫する… というお話。
噂通りか～なり面白かった、今年公開された邦画の中ではかなりお気に入りかも。
あらすじの時点でもう面白いんだけど、冒頭から面白くて、後半になっていくにつれて先が読めなくなってき常にドキドキしっぱなしでした。
ラストカットも最高。
少年少女のジュブナイル要素もあったりしましたが、最後ちゃんとクライムサスペンスで大人VS子供をちゃんとやってるのがとても良かったです。
サイコパス男を演じた岡田将生もサイコっぷりがキレッキレで素晴らしかったですねえ。
ただやっぱり一番光っていたのは主役のあさひ君、中盤あたりからおかしいなと思い始めてから後半どんどんと正体があらわになっていく過程の演技が素晴らしかったし終盤本気で怖かったですね。
ヒロインの子もすごい存在感があって可愛かったですし、すごい儚げなのがよかった、報われないのがとても辛かった。
出てきた演者全員が最高の演技をしていたと思いました、素晴らしい。
最後に少年を追い詰める要因が夏月からの手紙っていうのもなんか切ないなあ、
それと、最後の母親が笑っていたのがなんだか怖かったなあ。
邦画のいいところが詰まりまくった素晴らしい作品でした、こういう邦画を見ていたいですねえ、劇場で見れてよかったです。
