監督 金子修介(デスノート)
脚本 港岳彦(正欲)
中国の小説が原作みたいだけど、筋立てがよくできている。ミスリードされまくった後の展開の連打におおっと唸らされるんだよ。
ストーリーの中心にある子供たちの無邪気さと裏に腹む残虐さを、港岳彦の脚本がうまく表現しているんだ。
夏月の感情に身をゆだねてみると、夏月の表情や行動の意味を理解できてハッとさせられるんだ。登場人物が死にまくるのに、清々しささえ感じてしまうのは彼女の存在のおかげの様な気がするよ。
それにしてもイケメンサイコパスグランプリがあったら、この岡田将生が優勝するのは間違いないな。