2024/04/29鑑賞。
凄まじい演技力のぶつかり合い。
岡田将生から脇を固める黒木華、江口洋介、北村一輝、松井玲奈と、皆すごすぎるのはもちろんのこと、
メインキャストの子役3人も素晴らしい演技を見せてくれる。
特に主役の羽村仁成がこの豪華俳優の中で誰にも負けてない、というより誰よりもすごい存在感を見せていたと思う。
劇中最もサイコみと魅力が爆発してる岡田将生に対してここまで渡り合える子役がいるのか。
末恐ろしい。
陰鬱で明るいなんとも言えない空気の中
25分ぐらいで状況をまとめて本題の事件に進む。
残り約100分はもう飽きずに最後まで。
ラストシーンはこのための江口洋介だと思うほどの気迫のぶつかり合い。
舞台を絶妙に異国っぽさが混在した沖縄ににしているところも、この異質な空気を醸し出す要因だったかもしれない。
「写真を燃やして欲しい」が皮肉にも受け手の都合とピッタリ重なるところはゾッとする。
本性を表した東昇、お墓での叔母、懇願する母、本気の刑事。
「大人が嘘をつかないと、変な迫力があると思う」
その通り嘘のない状態の大人が皆凄みがあった。
パンフレットは劇中に登場する新聞記事や朝陽の日記、夏月の手紙まで収録されてて、買う価値あり。
新聞記事については別紙両面刷り、テレビ欄や広告まで凝って作られてる。
ネタバレ感想はコメント欄。