色々取り込みすぎてとっ散らかった印象が最後まで拭えなかった。『テルマ＆ルイーズ』的世界観なんだけど『アトミック・ブロンド』みたいなチープさのある感じ。説明なしにどんどん話が進んでいくんだけど、テンポが良いっていうよりは置いてけぼりにされてる感じ。クィア映画って言えるほどクィアに向き合ってるようにも見えないし、女性による女性のための映画のはずなのに、マニック・ピクシー・ドリーム・ガールに頼った男性目線の雰囲気おしゃれ映画の域から出てない気がする。
全然褒めてないな。息が止まるくらい綺麗なファン・ビンビンでした。
