湯っ子

ありふれた教室の湯っ子のレビュー・感想・評価

ありふれた教室(2023年製作の映画)
3.8
画面の中の青色が印象的だったので、その意味を調べた。知性、精神性、冷静などの言葉が並ぶ。いまいちピンと来なくて、「ドイツ 青 意味」と検索したら、ドイツでは青は「偽り」の意味を持つこともあるらしい。さて、この映画の中に偽りはあったのか。
舞台をほぼ学校の中に限定し、主人公の教師や生徒たちのプライベートを全く見せないストイックな作り。閉鎖された空間で起こる事件は社会の縮図にも見える。
先日観た「悪は存在しない」とも重なるテーマに思える。あの作品のジャケットも青がメインカラーだったし、花ちゃんは青いダウンを着ていたよな。
湯っ子

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