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ありふれた教室のMACabuserのレビュー・感想・評価

ありふれた教室(2023年製作の映画)
3.5
題「DAS LEHRERZIMMER」は「職員室」
こら大きく意味が変わってきやしませんか

出来事に関してこんなようにして終わらす映画はあまたありますが、
この映画に感じる物足りなさはそこではなくて
人の内的な葛藤さえもほぼ解消されていないところ

心理的な蝶番となるアイテムを最後に提出して
一部は折り合ったと捉えられるけど、それでは見合わなかった

寛容の盲信は追及責任の放棄に通じる、
と身を以て呈示してくれていたのだとしても、
その結実があまりにも見合わなかった
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