小骨

ありふれた教室の小骨のレビュー・感想・評価

ありふれた教室(2023年製作の映画)
3.0
んー…謎にイライラするというかモニョる…

お気持ち表明して言い返されて黙ったところで引くからまだまだ暴れるんやん…
どういう事情が絡んでてこれ以上話せないとか、それを破ったらこういうリスクがありますけど、その責任を負えますか?とかそういう説明をせずに、何故かこまめに泣き寝入りしていく謎映画だった…
そら相手も自分が正しいと思って暴れるよ…相手にとって何がリスクかをちゃんと突き付けないと…

ドイツ映画だし、雰囲気がつかめないかなと思って見たけど、違う意味で雰囲気をつかみにくい映画だった…
映画的なコミカルさと人としての性質の生々しさが両方中途半端に感じましたわ…

現地での移民のタブー感とか緊張感の前提を知ってればもうちょっと雁字搦め感を感じれたのかもしれん。

追記:
綺麗事でどうにかできる領域を超えた時点で、建前で話すのをやめてお互いのリスクを鑑みての落とし所を探さないと、
無限にお気持ち表明バトルになるという映画だったのかもしれん。
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