『他の人のことなんて知るもんか』
1989年、バブル期の台湾に生きる11歳の少年が。
心優しい父との夢のために、クラスメイトに馬鹿にされても、素直に、堅実に生き続ける少年が、自分とは全く別世界の大富豪に出会い、運命が変わってしまう。
誰が悪いだとか、あいつは悪人だとかを描くのではなく、誰もが自分を投影できそうな、普遍的な物語。
ラストに見る彼の選んだ"選択"に、何というか、リアルを感じてグッときた。
監督と門脇麦の登壇があったのだけど、私そんなに門脇麦好きじゃなくて()、舞台挨拶を聞いてもそんなに好きにはならなかったけど()、スクリーンに映る彼女はもう完全に台湾人に馴染んでいた。
